JDBCドライバの指定方法

導入方法 の中でJDBCドライバを指定する際の依存関係指定方法(例)と、データベース設定記載方法(例)を記載します。
また、Scala ActiveRecordでサポートしているデータベースは以下に記載しているものとなります。

H2 (デフォルト)

SBT を使用している場合、build.sbtlibraryDependenciesに以下を指定してください。

備考 : 何も依存関係とデータベース設定を明示的に設定していない場合、H2のJDBCドライバおよびデータベースが自動的に使用されます。

"com.h2database" % "h2" % "1.4.200"

データベース接続設定:

driver = org.h2.Driver
jdbcurl = jdbc:h2:mem:activerecord

MySQL

SBT を使用している場合、build.sbtlibraryDependenciesに以下を指定してください。

"mysql" % "mysql-connector-java" % "8.0.20"

データベース接続設定:

driver = com.mysql.jdbc.Driver
jdbcurl = jdbc:mysql://hostname:3306/dbname
username = <username>
password = <password>

PostgreSQL

SBT を使用している場合、build.sbtlibraryDependenciesに以下を指定してください。

"org.postgresql" % "postgresql" % "42.2.14"

データベース接続設定:

driver = org.postgresql.Driver
jdbcurl = jdbc:postgresql://hostname:5432/dbname
username = <username>
password = <password>

Derby

SBT を使用している場合、build.sbtlibraryDependenciesに以下を指定してください。

"org.apache.derby" % "derby" % "10.15.2.0"

データベース接続設定:

driver = org.apache.derby.jdbc.EmbeddedDriver
jdbcurl = jdbc:derby:memory:dbname;create=true

Oracle

Oracle JDBCドライバを手動でダウンロードし依存関係に追加してください。

データベース接続設定:

driver = oracle.jdbc.OracleDriver
jdbcurl = jdbc:oracle:<drivertype>:@<hostname>:<port>:<database>

MSSQL

MSSQL JDBCドライバを手動でダウンロードし依存関係に追加してください。

データベース接続設定:

driver = com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDriver
jdbcurl = jdbc:sqlserver://<hostname>:<port>;DatabaseName=<database>

DB2

DB2 JDBCドライバを手動でダウンロードし依存関係に追加してください。

データベース接続設定:

driver = com.ibm.db2.jcc.DB2Driver
jdbcurl = jdbc:db2@<hostname>:<port>/<database>

SQLite

SBT を使用している場合、build.sbtlibraryDependenciesに以下を指定してください。

"org.xerial" % "sqlite-jdbc" % "3.32.3"

データベース接続設定:

driver = org.sqlite.JDBC
jdbcurl = jdbc:sqlite:sample.db